2017年3月13日 更新

【眠りの豆知識】仕事の能率をアップ! ちゃんと眠って“デキ”る人に

【眠りの豆知識】仕事の能率をアップ! ちゃんと眠って“デキ”る人に

「忙しいせいか仕事で失敗が増えた」という人は、睡眠を見直しましょう
睡眠

「睡眠時間が少ないと次の日はテキパキ動けない」「ちゃんと眠っていないと仕事がはかどらない」・・・。このような「眠りと能率」の関係を明らかにした研究結果をご紹介します。

睡眠時間が増えたバスケットボール選手の変化

最初にご紹介するのは、アメリカのスタンフォード大学のバスケットボール選手を対象にした研究です。(Sleep 2011; 34:943)

普段の睡眠時間が7時間台の選手11名に、10時間の睡眠をとるようにお願いしました。実際には8時間30分程度の睡眠を5~7週間続けたところ、ダッシュが速くなり、フリースローの成功回数が増えるなど、パフォーマンスがめざましく向上。やる気が出るようになったという報告もありました。

この研究からは、睡眠をしっかりとればパフォーマンスがよくなることがうかがえます。

睡眠時間は計算・記憶作業などにも影響

「でもそれはスポーツ選手の話でしょ?」と思った人のために、興味深いデータ をもう一つご紹介しましょう。

男子学生を対象に、睡眠を3時間とった翌日と6時間とった翌日の心身状態や作業結果を比較したところ、計算、記憶、組み立て、梱包などの手作業において、短時間睡眠の方が作業結果が悪くなることがわかりました。

3時間しか寝ていない短時間睡眠の方が、翌日の午前中には計算作業の正答率が特に低く、午後は記憶作業の正答率が著しく低下したという結果が得られています。

計算、記憶、などいずれも、日常の事務作業やデスクワークにとって大きな比重を占める場合が多いのではないでしょうか。きちんと睡眠をとらないと、作業の能率が低下し、仕事に差し障る可能性が高くなるといえそうです。

思わぬ大失敗を防ぐためにも睡眠時間の確保を!

「最近仕事のミスが増えた」「どうも仕事の能率が上がらない」という人は、きちんと睡眠時間をとって疲れを解消できているか、生活を見直してみましょう。小さなミスが大きなトラブルや事故につながる場合もあるので、睡眠時間の確保は重要です。

良質な睡眠のためには、寝る前の過ごし方も大切。入浴はぬるめのお湯にゆっくりつかってカラダを温め、交感神経を優位にしてリラックスしてください。お風呂上がりはちゃんと汗を拭いてスムーズに体温をさげ、2時間後くらいに布団に入るのがおすすめです。

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