2018年5月21日 更新

冷え性解消!身体を冷やす食材・温める食材

Rhythm(リズム)
薬膳の考え方のひとつに、食べ物には、身体を冷やす性質を持つ「陰」の食材と、温める性質を持つ「陽」の食材がある、という分類があります。
身体に熱がこもってしまいがちな夏には「陰」の食材が適しているといえますが、「陽」の食材もバランスよく組み合わせることがポイントです。
それぞれの食材をうまく取り入れて、夏を乗り越えましょう。

暑い場所で育った野菜・果物は「陰」


基本的に、南国産の果物や、夏野菜、葉もの野菜は、陰の食材。厳しい暑さのなかで育った作物は、作物自体に冷却力があると考えられています。
特に、バナナは身体を冷やすカリウムを豊富に含んでいる果物です。

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野菜では、枝豆、トマト、ナス、キュウリ、トウモロコシ、オクラ、ゴーヤなどがありますが、これらは体内にたまった余分な水分を排出する作用があります。
また飲み物では、緑茶、ビール、牛乳、果物のジュース、コーヒーなどに身体を冷やす働きがあるといわれています。

寒い場所で育ったものや、冬が旬の食材は「陽」


一方、身体を温める陽の食材には、冬に旬を迎える根菜や、豆類、ニンニク、ショウガなどの香辛料、ネギ、タマネギなどがあります。

「陰」と「陽」が逆転する場合も


食材の状態によって、陰と陽が逆になる場合があります。
例えば、陰の食材に火を通したり、発酵させると陽の性質を持つように。原料が同じ大豆でも、豆腐は陰の食材ですが、大豆を発酵させたみそは陽の食材とされています。

夏以外は「陽」の食材を中心にしながら、バランスよく


身体を冷やしたくない夏以外の季節の食生活では、陽の食材を多くとるのがおすすめですが、そればかりだと栄養に偏りが出がち。陰の食材もバランスよくとりましょう。
しかし、陰の食材をそのまま食べると身体を冷やすので、工夫が必要です。
陰の食材は、加熱することで身体を冷やす力がなくなるため、加熱して温かいうちに食べます。例えば、陰の食材に入る夏野菜も生で食べないといった工夫をするとよいでしょう。

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さらに、陽の食材のなかでも特に身体を温める働きがあるとされている、ショウガ、ニンニク、ネギなどを陰の食材にプラスするのもおすすめ。
これらの香味野菜や香辛料は血流をよくし、体温を上げる働きがあります。
気をつけたいのは、生野菜です。陽の性質を持つ冬野菜でも、生で食べると身体を冷やすので、身体を冷やしたくない季節は加熱して食べましょう。

「陰」の食材


白いパン、夏野菜、牛乳、南国産の果物、トウガラシ、ケーキ、アイスクリーム、カフェインが含まれた飲み物、ビールなど。

「陽」の食材


根菜類、豆類(黒豆など)、鶏肉、小魚、発酵食品(みそ、漬物など)、ショウガなどの香辛料、ネギ、タマネギ、ニンニクなど。

夏の味を楽しんで健康に


旬の食材を使うことは、健康管理の観点からも重要なポイントといえます。
さらに、盛りつけの工夫で涼しげな雰囲気を演出すれば、身体も心も満足する豊かな食生活になりますよ。

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