2017年3月13日 更新

下半身太り解消に!股関節ストレッチのメリット

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ストレッチは身体にいいことだと、なんとなく思っている方は多いでしょう。でも、なぜ身体にいいのか、その理由を明確に分かっている方は少ないかもしれません。 そこで今回は、ストレッチの中でも、股関節のストレッチにフィーチャー。股関節をやわらかくすることでどんなメリットがあるのか、ご紹介しましょう。

股関節ってどんな役割があるの?

まずは、普段何気なく使っている「股関節(こかんせつ)」について改めて、その役割を知っておきましょう。股関節とは、脚の付け根にある関節のこと。ちょうど、太ももと骨盤の境目にあります。 股関節は、もちろん、太ももと骨盤をつなぐ役割を果たしています。もっと詳しくいえば、骨盤にある「寛骨臼(かんこつきゅう)」と、太ももの筋肉である大腿骨の「大腿骨頭(だいたいこっとう)」と呼ばれるもので構成される関節です。 そして、股関節にはとても重要な「靭帯」がたくさん集まっています。そうして、股関節が外れないようになっているのです。 そして股関節は、前後方向、開いたり閉じたり、そして、太ももを内側や外側にねじったりと、さまざまな動きに対応できます。股関節の動きは次の6つもあるのです。 ・屈曲 ・伸展 ・外転 ・内転 ・外旋 ・内旋

股関節に関連する主な筋肉

股関節に関連する主な筋肉も知っておきましょう。

大腿四頭筋(だいたいしとうきん)

太ももの表にある筋肉で、骨盤から膝まで、太ももの骨を包むように伸びています。身体の中でも、とても大きい筋肉といわれています。その「四頭筋」という名の通り、4つの筋肉で構成されています。それは、大腿直筋、中間広筋、外側広筋、内側広筋の4つです。 主に、身体を支えて上に持ち上げるために使われます。階段を上り下りするときや、立ったり座ったりするときに使われます。

腸腰筋(ちょうようきん)

腸腰筋も、足を上に持ち上げるときや、姿勢を保つために使われる筋肉で、2種類の筋肉から構成されています。それは、大腰筋、腸骨筋の2つです。場合によっては、小腰筋を含めて「腸腰筋」と呼ぶこともあります。

内転筋(ないてんきん)

股関節の内側から、太ももの骨に向かって伸びる筋肉です。足を内側に閉じるときに使います。

大腿筋膜張筋(だいたいきんまくちょうきん)

太ももの上部、外側に伸びる短い筋肉です。主に太ももを上に持ち上げるときに使われます。

大殿筋(だいでんきん)・中殿筋(ちゅうでんきん)

お尻の筋肉です。歩くときに使ったり、骨盤を支えたりする重要な役割を果たしてします。 <h4ハムストリング 太ももの裏にある筋肉で、骨盤からひざへと伸びています。地面を蹴ったり、膝を後方に曲げたりするときに使われます。 これらの筋肉が、股関節に関わっています。股関節をストレッチするときには、これらの筋肉がいくらか刺激されることになります。

股関節ストレッチのメリット4つ

そんなさまざまな筋肉が関連して、さまざまな動きができる股関節をストレッチすると、どのようなメリットがあるのでしょうか。主なものを4つみていきましょう!

1.下半身のむくみ・下半身太りの解消に!

身体の中でむくみやすいパーツといえば、ふくらはぎや太ももといった下半身。その原因は、血液や老廃物が重力の影響を受けて下半身にたまってしまうからです。だから、下半身を中心としたリンパのめぐりをよくするためには、下半身と上半身をつなぐ股関節が重要になります。 バレリーナをイメージすると分かりやすいかもしれませんが、股関節がやわらかいと下半身の可動域が広がり、日常生活を送っていても、足の多くの筋肉が自然と鍛えられるため、下半身太りしにくくなるのです。

2.冷え対策になる!

股関節は、下半身のリンパの流れに重要な役割を担っていますが、同じように血液の流れにも大切です。股関節が硬いと下半身への血流が滞りやすくなり、それによって下半身の冷えを招いてしまいます。 ストレッチで股関節周辺を柔軟にしておけば、血液やリンパの流れがスムーズになり、冷えを防ぐことができるでしょう。

3.便秘解消効果が期待できる!

女性の場合、股関節周辺をほぐすことは、卵巣の機能や月経不順、生理痛にも少なからず影響を及ぼすと考えられています。股関節のストレッチは、腸に刺激を与えることにもなり、便通がよくなるといった便秘解消効果も期待できます。

4.姿勢がよくなる!

股関節のストレッチを行うと、普段使っていない股関節の筋肉や関節が柔軟になり、より股関節の機能を高めることができます。股関節は、身体を支えるための大切な役割を果たしており、特に姿勢を保つのに極めて重要です。 股関節ストレッチによって、股関節の機能が上がることで、姿勢を維持しやすくなり、結果的に姿勢が良くなったと周囲に印象付けることもできるでしょう。 Close-up of three young women meditating

股関節ストレッチの方法

それではいよいよ股関節ストレッチの方法をご紹介します。 1.あぐらをかいて床に座り、両足の裏をぴったりと合わせます。 2.背筋はまっすぐ伸ばし、組んだ両足をできるだけ身体のほうへ引き寄せます。 3.両手を両膝にのせ、膝を床につけるように軽くプッシュ。20回ほど繰り返します。 痛い場合は無理をせず、痛いけれど気持ちいいと感じる程度に続けてみましょう。その時は膝ではなく、足首を手で固定して、股関節に負荷をかけても十分有効です。

まとめ

今回ご紹介したのは、テレビを見ながらでも簡単にできる股関節ストレッチです。これだけで冬の下半身太りや冷え性・便秘対策、姿勢改善の効果が期待できるのですから、ぜひ、お風呂上りなどに行う習慣をつけてみましょう。きっと、続けていくうちに、体調や姿勢に変化が起こってくるはずです。 文:佐藤まきこ
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